三共堤・丸田沢堤の自然
アカソ Boehmeria silvestrii (イラクサ科)
どれが花なのかよくわからないうちに穂が作られてくる。枝が赤味を帯びている。
類似種が多いようだが,葉の先端は3つの割れ,真ん中が長く伸びていることもあり,アカソと判断した。散策路脇に多く見られるが,葉の大きさ,生育の早さなどかなり個体差も大きく,あれこれ悩んでしまう。
これは雄花であろうか。比較的早く現れてくる。
こちらは雌花であろう。フサフサのブラシ状である。
雄花との時間的なずれが気になる。かなりの時差があり,つい余計な心配をしてしまう。同一株での受精を避けるためかもしれない。
これも雌花であるが,一部が丸くぼんぼりのように膨らんでいる。虫コブであるか。実は,雄花ができるあたりにもボサボサ頭の構造が見られることがある。それも虫コブかもしれない。