三共堤・丸田沢堤の自然
ハナイカダ Helwingia japonica (ハナイカダ科)
ハナイカダ
葉の真ん中に実がついているということは,花も真ん中についているということ。
このような植物を見るにつけ,自然はなんと自由なんだろうと思ってしまう。基本を守った上で遊んでいる。まるで人間の想像力を破壊することを楽しみにしているようだ。
ハナイカダ
7月も半ばになって,実は黒く熟してきた。
ハナイカダ
若葉が出てきた。中を覗くと,なんともう葉の上につぼみが用意されていた。実に健気である。
5月中旬に入ってやっと咲いた。雌花である。花びらは4枚,雌しべの先端は4つに分かれている。実に小さい。
雌雄異株なので,周囲に雄株があり,雄花が咲いているはずなのだが,見つからない。
ハナイカダ
ハナイカダ