三共堤・丸田沢堤の自然
イタドリ Fallopia japonica (タデ科)
イタドリ
エイリアンの卵はこんな形かもしれない,そう思わせるような果実が多数作られる。これが散布され,翌春,圧倒的な成長力でその数を増やすかと思うと,動物的エイリアンより恐い。
イタドリ遠景
国際自然保護連盟が選定した世界の侵略的外来種ワースト100に含まれている。外国ではさまざまな名前で呼ばれているようで,それはそれで楽しめるものの,japaneseが使われるのは少し残念である。学名にもついているから仕方ないが。
イタドリの茎
特徴的な模様の茎であり,草なのに相当太い。そして成長が早い。
イタドリの花
9月も中・下旬になるとつぼみができ,開花し始める。
花は意外に清楚で可愛らしい。
イタドリの雌花
雌雄異株であるが,ここではすぐ近くに両方の株が大きく生育している。
これは雌花であろう。
イタドリの雄花
こちらは雄花。雄しべが長く伸びている。