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三共堤・丸田沢堤の自然
概要
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4月
10月
11月
イタヤカエデ
Acer pictum
(ムクロジ科)
黄色の小さな花をまとわせ,葉の出番を後にまわした装いはとても春らしい演出だ。
葉は大きく厚手で,カエデの中でも裂け目の数が少ない方だ。夏は大きな日陰をつくってくれる。
2個組の,おなじみのカエデ類の種子である。翼と翼の間の角度は狭い。
カエデの仲間は紅葉が楽しみであるが,イタヤカエデは時に赤味を帯びることもあるとしても,たいていは黄葉である。
それでも葉が大きいので,秋のパレットに十分な量の絵の具を提供してくれる。
若い葉は赤味を帯びていることがあるが,これはかなり赤い。一足早く紅葉したみたいだ。