三共堤・丸田沢堤の自然
ミツバアケビ Akebia trifoliata (アケビ科)
ミツバアケビ
名前の通り,3枚の掌状複葉である。右ネジのらせんを描いて絡みついている。花は雌雄異花で変わった形をしている。
実はアケビのそれと同じだ。空からジャガイモガがぶら下がったようだ。
ミツバアケビの実
ミツバアケビの実拡大
ミツバアケビ雌花
雌花の雌しべは大きく突き出している。雌しべの周りで花びらのように見えるのはガク片である。
ミツバアケビ雌花2
こちらの雌花は雌しべが6本である。それは普通なのだが,がく片が4枚なのは少し変わり種かもしれない。
ミツバアケビ雄花
こちらは雄花である。雄しべの葯だけが目立つ。ガク片は小さく目立たない。
ミツバアケビ雄花2
こちらも雄花である。葯がバナナの房のように見える。少し花粉が吹き出している。