三共堤・丸田沢堤の自然ニガイチゴ

三共堤・丸田沢堤の自然

ニガイチゴ Rubus microphyllus （バラ科）

キイチゴのうち，モミジイチゴは花を下に向けて咲くので区別ができる。

花びらの間に隙間があり花びらそのものも細く，おまけにクチャクチャなので貧相に見えてしまうから気の毒である。

モミジイチゴは橙色であるが，こちらは「イチゴ色」である。

梅雨空の下では，この赤が新鮮である。

やはり，絵本や童話に登場させてあげたいものだ。

いくぶん花弁の幅が広いが，これもニガイチゴだろう。葉の特徴は上のものと同じだ。

ふと目を右に移すと，ハエトリグモ（アリグモ）がこちらを見ていた。愛嬌があるが，このクモも手旗信号を送るのだろうか。