三共堤・丸田沢堤の自然
ニワトコ Sambucus sieboldiana (レンプクソウ科)
ニワトコ
道沿いにクリーム色の泡のように小さな花が咲き始める。
顕微鏡用の切片を作る際,木の葉をはさんでカミソリで薄く切るための補助具としてよく実験にも使われた。最近はスチロール樹脂に換わってしまったので,今の中高生にはニワトコは遠い存在だろう。
ニワトコの花
よく見ると赤い雌しべが泡の中に散らばっている。黄色の雄しべのせいで花びらがよく見えない。
ニワトコの実1
まだ梅雨にも入らないというのに早々と赤い実をつける。
ニワトコの実2
針金をクネクネ曲げたような,あるいは迷路のようだ。
ニワトコのつぼみ
まだくちゃくちゃの若葉と,つぼみの集まり。ブロッコリーみたいだ。