三共堤・丸田沢堤の自然
タラノキ Aralia elata (ウコギ科)
タラノキ
こんなにも「武装」しているのに,人間に芽をむしられてしまう。
山菜にはまったく興味がない身としては,誰にも気づかれずに成長して欲しいと願うばかりである。
タラノキの葉
先のトゲトゲの茎も夏にはこの通り。これで1つの葉である。タラノキの葉は,葉っぱ(小葉)が1本の軸に整列し先頭に葉っぱ1枚置いた奇数羽葉で,これがさらに同様の構造を取るという,奇数2回羽葉複葉。実にややこしい。これで1枚って,とってもそんな発想出てきません。
タラノキの新芽
こちらは新しい葉が出てくるところ。もうトゲトゲ!である。
メダラ
タラノキに似ているがトゲがない。トゲのないタラノキをメダラと言うらしいが,これはそのメダラか。夏,放射状にたくさんの花を咲かせた。なかなか特徴的である。
メダラ
たくさん重なり合ってわけがわからないが,黒い実がたくさんできている。小鳥たちの餌になっているようだ。