三共堤・丸田沢堤の自然
オクモミジハグマ Ainsliaea acerifolia (キク科)
オクモミジハグマ
すくっと真っ直ぐに伸びた花茎にハグマ類特有の筒状花が束になった花が横向きに並ぶ。
オクモミジハグマ
葉は切れ目の浅いモミジ葉で下の方に放射状に開くのみである。
この手は葉は数多くの種類の草で見られ,混乱してしまう。
オクモミジハグマ
アリさんが遊びに来たようだ。キッコウハグマと同じように,3個の筒状花が1つになっている。やはり15枚の花びらを持つ1つの花のように見える。
オクモミジハグマ
時間とともに花びらも幾分ねじれてきて,いささか散らかった印象になる。
オクモミジハグマ
葉はほとんど輪生に見える。7月,蕾ができているが,気の早い個体の中には年によって7月末には開花するものもある。
オクモミジハグマ
花茎の下にまだ花が残っていはいるが大半は終わりを迎えている。固く三つ編みにした女の子の髪のようにも見える。