三共堤・丸田沢堤の自然
ウリハダカエデ Acer rufinerve (ムクロジ科)
ウリハダカエデの花1
ウリハダカエデの花2
やはり葉が十分に開く前,枝からぶら下がる黄色の花を咲かせる。
樹皮は名前の由来となっているのだろう,緑の縦縞模様である。葉も特徴的であるが,樹皮を見てもすぐにこの木だとわかる。
ウリハダカエデの樹皮
ウリハダカエデの果実
ウリハダカエデの果実拡大
果実も房状にぶら下がる。これも特徴的だ。翼の角度は大きい。ほぼ真横一文字である。
葉は裂け目もその数も控えである。ひょっとするとカエデの仲間だと思ってもらえないかもしれない。
ウリハダカエデの葉
ウリハダカエデの紅葉全形
ウリハダカエデの紅葉全形
しかし,紅葉はきれいだ。確かにカエデである。
秋の散策路は,周囲に生えている木の種類によって色が変わる。地面が赤味を帯びているところは,たいていウリハダカエデである。アオハダが近くにあると,秋の道は,赤,黄色,茶色,灰色と,微妙に色が変わりそれだけで楽しくなる。
ウリハダカエデの紅葉遠景
ウリハダカエデの紅葉
黄色もレパートリーに入っているようだ。ところどころ赤い模様が入っている。