クリマティウス Climatius reticulatus
クリマティウス
古生代シルル紀後期に出現,デボン紀で最盛期を向かえ,ペルミ紀までには衰退していった蕀魚綱(Acanthodii)に入る初期有顎魚類であり,恐らく現生硬骨魚の祖先グループとともに生存していたが,中生代までは生き残れなかった。
クリマティウス
体長10cm程度,2つの大きな背鰭,胸鰭・尻鰭の間に腹鰭含め5つほどの対鰭を持ち,尾鰭は上下非対称のサメのような形状をしている。尾鰭を除いた15の各鰭には,蕀魚という名前の通り,丈夫な棘状の構造を持っている。
クリマティス
硬骨魚は海から淡水に進出して進化したグループの子孫である。この蕀魚類も,初期は海生であったかもしれないが,多くは淡水に生息していたと考えられている。
サメなどの軟骨魚的な特徴も持っており,分類上さまざまな議論がある。
クリマティス
大きな眼が頭部前方に近いところにあり,丈夫そうな尾鰭,水中翼船の水中翼のような胸鰭から,遊泳の得意な捕食者だったと思われる。
クリマティス
捕食者であり「棘」を持つとは言え,体は小さいので,あるいは群れを作っていた可能性もある。
クリマティウス
製作にあたっては,prehistoric-wildlife.com1) ,Devonian Times "More About Acanthodians (spiny fins)"2) ,Biology Discussion3) ,Wikipedia4) 5) ,ウィキペディア6) を参考にした。
2018.6 - 2018.7 製作