ダンクルオステウス Dunkleosteus telleri
ダンクルオステウス No.1
デボン紀の北アメリカ,ヨーロッパ,北アフリカ(モロッコ)付近に生息していた板皮類である。
体長6mで,体重1tにもなるらしく,大型の凶暴な肉食魚,怪魚,モンスターというイメージが定着しているが,実際はどうだったのだろうか。
ダンクルオステウス No.2
これだけ大きいと広い大洋を悠々と泳いでいる姿を想像してしまうが,実際は沿岸部に生息していたようだ。
よく知られているように,鋭いナイフのような大型の歯は顎骨が変形したもので,いわゆる「歯」ではない。
頭部以下の後半身は,サメと同じように骨格が軟骨なので化石情報はほとんどない。したがって,復元図として描かれている姿の多くは,同じ板皮類で全身化石が残っているコッコステウスなどをもとにしたものである。
ダンクルオステウス No.3
ダンクルオステウス No.4
肺魚的な格好も考えられるのだろうが,サメのような格好のほうが似合っているのだろう。
ダンクルオステウス No.5
噛む力は,ブチハイエナなどと同じくらい,ミシシッピアリゲーターほどは強くないようだが,顎を動かす速度も速く,ナイフのような歯は力が集中しやすいので,一度噛まれると大抵は破断されてしまっただろう。
しかし,頭が大きく重いので,それほど敏捷ではなかったかもしれない。
ダンクルオステウス No.6
ダンクルオステウス 展開図
2016.12 製作
製作にあたっては,Anderson et al.(2007)1) ,クリーブランド自然史博物館(Cleveland Museum of NATURAL HISTORY))2) ,"prehistoric-wildlife.com"3) ,"SEBASTIAN MEYER - Animal Armageddon -")4) ,Wikipedia)5) ,ウィキペディア)6) を参照した。