ユーリプテルス(エウリプテルス,ウミサソリ) Eurypterus sp.
ユーリプテルス
古生代シルル紀の,いわゆるウミサソリの一種。
かつてのローラシア大陸,現在の西ヨーロッパや北アメリカで見つかっており,海岸付近の浅海に生息していたと思われる。
ユーリプテルス
テリゴトゥス同様,大きなものは1mを越えるものもいたようだ。しかし,このグループ(属)の多くは20cm前後である。
ユーリプテルス
かい(パドル,オール)のような第Ⅵ肢は小さな個体ほどその割合が大きく,恐らくは見かけ通りこれで漕ぐようにして泳いでいたのだろう。成体になると漕ぐと言うより羽ばたくような動きだったのかもしれない。
ユーリプテルス
遊泳そのものはゆったりとした動きで,敏捷に餌となる動物を追い回していたかは疑問である。むしろ,海の底を這うようにして餌探しをしていたのかもしれない。
ユーリプテルス
そうなると,頭上にこのような影を見つけてもそれ程恐くはないかもしれない。
ユーリプテルス
胸部にはクモなどの呼吸器と同じ書肺(book gill)を持っていたようだ。また,交接器も見える。
ユーリプテルス
製作にあたっては,Miller(2007)1) ,Braddy et al.(1997)2) ,Manning et al.(1995)3 ),Wikipedia4) ,ウィキペディア5) を参考にした。
2017.11 - 2018.4 製作