サカバンバスピス Sacabambaspis janvieri‭
サカバンバスピス No.1
オルドビス紀(のダリウィル期約4億6,800万年〜ケイティ期約4億4,500万年前5) )の無顎魚類で,南アメリカのボリビアで発見された7)
無顎魚類の中の翼甲類(Superclass Agnatha,Class Pteraspidomorphi7) )に分類されているが,この中にはアランダスピスも含まれており,最初期の魚類である。
サカバンバスピス No.2
体長は25cm程度7) 。眼は体の最前部に位置し7) ,8) ,骨質の環状板で保護されていたようだ4)
口から吸い込んだ餌などを濾過するように摂食していたと思われるが,口内には水を吸い込むための小さな板状構造が並んでいたとも考えられている4)
サカバンバスピス No.3
あるいは砂地に潜り込んで生活していたかもしれない,などと想像してみた。このような生活様式だと,穴に隠れて外敵から身を守り,また一方で,眼が体の正面に集まっているので餌となる小動物などを待ち構えることが可能であろう。
サカバンバスピス No.4
特異な形状の尾1) を持っているが,現生魚類のような対鰭などの鰭(ヒレ)は持たず,泳ぎ上手な生き物ではなかったと思われる。アランダスピスよりは少しは上手だったかもしれない。
サカバンバスピス
2019.1 - 2019.4 製作
眼が完全に体前面に位置しているのは魚類として特異であろう。強力な捕食者ならわからないでもないが,本当にこんな姿をしていたのだろうかと首を傾げてしまう。
製作にあたっては,Pradel, A. et al.(2006)1) ,Long(2014)2) ,Ritchie et al.(1977)3) ,Australia: The Land Where Time Began4) ,Prehistoric Wildlife5) ,Tree of Lide6) , Wikipedia7) , ウィキペディア8) を参照した。